2018年3月
桜満開!
今週、日本付近は高気圧に覆われて、晴れて気温の上昇している所が多くなっています。
首都圏では、連日最高気温が20℃を越え、
一気に初夏のような陽気となっていますね。
(服装選びに困ります…)
今日(3月29日)も気温が上昇し、内陸部では25℃越えの夏日に!
(※右図は今日15時の気温分布)
…あれだけ寒かった冬はどこへ…。
桜も記録的な早さであっという間に満開
弊社の桜も見頃を迎えています
今年は一気に暖かくなったからか、咲き方もきれいな気がします。
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…調子に乗って色々写真を撮ってしまいした
今週末も日本付近は、高気圧に広く覆われて晴れ間が続く見込みです。
絶好の行楽日和。お花見もまだ楽しめそうですね
(そして、ペナントレースもいよいよ始まりますね...)
<予報部 es>
3月の特徴
暦の上では3月6日が「啓蟄」で、冬眠していた虫が地中から
這い出してくる頃といわれています。
今年の3月は全国的に暖かいため、地中から出てくるのが早いかもしれません。
気象の特徴は、冬型の気圧配置が少なくなり、
日本付近を高気圧と低気圧が交互に通過し、
天気も周期的に変わることが多くなります。
高気圧の進むコースが北に偏り、前線が日本の南岸に停滞すると
太平洋側を中心に曇りや雨のぐずついた天気が続くこともあります。
春先のこのような天気を「菜種梅雨」と呼んでいます。
一方、発達した低気圧が日本海に入ると、全国的に強い南風が吹き荒れ、海上は大荒れになります。
更に、日本海側ではフェーン現象による暖かく乾いた風の影響で雪崩、融雪洪水、火災が多く発生します。
このように3月は気温の変化も大きく、天候も激しく変化するので、最新の気象情報の入手に心掛けてください。
<気象予報部より>
2018年2月の天候
2月は、強い寒気に覆われる日が多かったため、
全国的に月平均気温が低くなりました。
特に初旬から中旬にかけては西日本で、
中旬から下旬は北日本でかなり低くなりました。
降水量は、冬型の気圧配置の日や高気圧に覆われる日が多かった東日本の太平洋側で
かなり少なく、西日本の日本海側と沖縄・奄美でも少なくなりました。
一方、北陸地方の降水量は平年並みであったものの、
上旬から中旬にかけて冬型の気圧配置がしばしば強まったことにより、
北陸地方を中心に記録的な大雪となり、九州や四国でも積雪を観測しました。
日照時間は、北日本の太平洋側と東・西日本で多くなりました。
特に山形、仙台、石巻では低気圧の影響が少なかったため、
月間日照時間が多くなりました。
なお北日本の日本海側と沖縄・奄美では平年並みでした。
※右図は気象庁HPより
<気象予報部より>
春の嵐と雷
前線を伴った低気圧が日本海を急発達しながら北上した影響で、2月28日から3月1日にかけて
各地で暴風雨や北海道では猛吹雪になるなど、全国的に荒れた天気となりました。
メディア等ではほとんど取り上げられてませんでしたが、
寒冷前線の通過時は、西日本から東日本にかけて雷も多発していました。
( ↑画像は弊社の気象情報システム”Lightning Station”より。
3月1日の00:00~12:00の雷の状況。落雷を1つ1つ×印で示しています)
弊社では、昨年よりTwitterで東京駅から100km四方範囲内の落雷状況をツイートしています。
東京周辺でも早朝、落雷が観測されておりました。
(↓弊社のTwitterアカウントより。)
関東地方では、冬の間は雷はほとんどありませんが、これから夏にかけて雷のシーズンになっていきます。
東京近郊のみの情報ではありますが、防災等にお役に立てていければと思います。
フォローよろしくお願いいたします。
弊社Twitterアカウント↓
https://twitter.com/Franklin_Japan
↑雨上がりの虹。
<気象予報部 es>