2014年9月
9月の特徴
9月は夏から秋への季節の変わり目の月です。
前半は太平洋高気圧に覆われて
各地で残暑が厳しい日がありますが、
中旬頃から周期的な天気変化になってきます。
これは太平洋高気圧が後退し、日本付近を大陸からの高気圧と
低気圧が交互に通過するようになるためです。
同時に、この頃から日本の南岸には秋雨前線が停滞し、
太平洋側を中心にぐずついた天気が続くようになります。
また、9月は大型台風の接近・上陸することが多い月です。
9月の台風は、南海上での勢力を保ったまま
日本を縦断する経路をとることが多くなります。
特に、秋雨前線が停滞している時は、
前線を刺激して広範囲に大雨をもたらすことがあるので
風水害等に厳重な警戒が必要です。
<気象予報部より>